概観
- 自分の理想を求めて、実際に行動して努力と改善をし続ける。
- 自制的で正義や公正さを基準に、自分にも他人に完璧さを求める。
- 物事を良い悪いで判断しがちで、不正なことや嘘が非常に嫌い。
状態による違い
健全な状態 | 深く物事を受入れ、カッコつけずに情緒が安定して穏やか。共感力を武器に集団を調和してまとめる。 |
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通常の状態 | 与えられた環境にうまく順応する一方、同調しすぎて受け身なことが多い。葛藤を避けるために感じていることから離れる。 |
不健全な状態 | 全てに怠惰で無気力になり、あらゆるもめごとや葛藤から自己を切り離して問題に対処せず、投げやりになる。 |
成長のポイント
- 怒りの感情をはじめ、抑えている感情を十分味わったり外に出す努力をする。
- 物事のポジティブな面に目を向け、様々な楽しさを見つけて他者と共有する。
- 「~すべき」という義務から「~したい」という熱意を自覚する。
- 自他の良いところを見つけて、褒める。
タイプ1とのコミュニケーションポイント
- 仕事を依頼する際には、目的やゴール、手順についても明確にすること。さらには役割(責任の範囲)まで明確にすると尚良い
- 決まっていたことが変更になる場合は、理由を含めてしっかりと伝える。
- 発言や問いかけに無反応だと間違っているか不安になるので反応すること。また、相手の間違いも気になるので、自分が間違えた場合には正直に認めるようにする。
- タイプ1の人が勤勉で努力しているにも関わらず周囲から評価されない場合、フラストレーションがたまり非常にイライラするので、尊重しながら話をじっくり聞くこと。