概観
- いつも周囲の人を気にかける優しく親切な人。困っている人への手助けを惜しまない。
- 直観的に他人の気持ちやニーズを感じ取ることができるので、環境や人間関係への適応に優れている。
- 他人が何を必要としているかにフォーカスしがちで、自分の必要としていることに目を向けない。
- 過度な親切心により、時に相手へのお節介となり逆効果になることがある。
- 親切をすることへの見返り(感謝や愛情)を期待し過ぎる
状態による違い
健全な状態 | 愛情に満ちて、謙虚で私心がなく奉仕の心を持ち、人を気遣い助ける。 |
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通常の状態 | 相手に必要とされることを望み過ぎるあまり、好意が過度で他者に干渉しがち。与える一方でお返しも期待する。 |
不健全な状態 | 人を操作し、いかに自分に世話になっているかを感じさせることで相手に罪悪感を植え付けさせる。 |
成長のポイント
- 関係の近しい家族や友人やパートナーの世話を焼き過ぎない
- 見返りを期待せずに、人に親切にする
- 他者の願望を叶えることが自分の願望であると思いがちなので、自分が本当に望むことが何かを問いかける。
- 健全なタイプ4のように自分の内側に目を向けて自分の能力や魅力に気がつき、誇りを持つことで他者に依存せずに良好な人間関係を築ける。
タイプ2とのコミュニケーションポイント
- タイプ2の人がしてくれたことや貢献に対して承認や感謝を表現する。
- 仕事では、極力人に喜ばれる、役立っていることがわかりやすいポジションに配置すると能力を発揮しやすい。
- タイプ2の人は、自分の意見や思いをあまり言葉にしない場合が多いので、
- 思っていることを引き出すために、対話する時間をしっかりと取ること
- 相手との親密さを求めるタイプ2の人は、相手から拒絶されることを非常に恐れるので、指摘する際は感情的に怒らずに、「あなたのことを思って」という態度で接すること