概観
- 成果を出す事、目標を達成することにこだわり、精力的、効率的に行動する。
- 明るく周囲の人々のやる気を引き起こし、チームを一定の方向に動かす。
- 自分が有能で優れているというイメージ上手くつくる。
- 他より秀でるために人と競争的になり過ぎたり、アピールのし過ぎが周囲の人の鼻につく。
- 周囲の評価や評判を気にし過ぎて、他者にとって望ましい像を演じて本当の自分が分からない。
状態による違い
健全な状態 | 謙虚で正直であり、ユーモアと自信にあふれて傑出した能力を持ち魅力的。存在自体が人に動機づけを与える。 |
---|---|
通常の状態 | 効率的で能力が高いが地位成功を求めるあまり、手段を選ばず実際より良く見せるための自己アピールや排他性が出てくる。 |
不健全な状態 | 人からの賞賛や評価を得るために極度に失敗を恐れて、嘘をついたり、人を騙したりする。 |
成長のポイント
- できる自分のイメージに囚われているので目標に向け効率的に、常に動くことから一旦立ち止まり、普段無視している自分の本当の気持ちを探るゆとりを持つ。
- 他人からの評価や実績から離れる。特に仕事以外での人との交流や趣味などの楽しみを見出す。
- 人に良く見せる「ふり」をしている自分を認識して、本当に思っていることを伝えるよう努力することで自己一致感が生まれる
- 周囲への奉仕や忠誠を持つことで、自分より大きな存在の一部になっても自分の価値が変わらないことに気が付き、健全なタイプ6のように真の自尊心を発見する。
タイプ3とのコミュニケーションポイント
- 称賛に値する実績やプロセスがあったならば、積極的に言葉にして伝える。
- 理解してもらうためには、それがタイプ3の人の目標や結果につながることを示して伝える。
- タイプ3の人は、自分に良いイメージを持っているので苦言を受け入れずらい。なので、何か指摘したい際はまず、出来ている点や良いイメージを先に伝える。
- タイプ3の人が自分の感情と向き合わなければならない場面では、成功以外に大事なものがあることを伝えながら、自分と向き合うサポートをする。