概観
- 知的好奇心を持ち、分析力や洞察力に富み、偏見を持たずに物事を広く深く理解する
- 卓越した論理的思考力と集中力で、新たな考えや領域を生み出す知的パイオニア
- 自立的で人に依存することなく、人や物事を客観的かつ冷静に見て判断することができる。
- 社交や想定外の行動が苦手で、よそよそしく人と感情的に深く交わることが苦手。
- 知的に有能でありたい気持ちが過ぎて、他者に対して上から目線になったり、自分の世界に引きこもる。
状態による違い
健全な状態 | 際立った洞察力であらゆる事象を観察して、物事の本質を見抜き、その道の専門家として革新的で卓越した業績を残す。 |
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通常の状態 | 知性を重んじるあまり、物事を頭の中だけで様々にシュミレーションして、行動する前に頭で考える時間が長くなる。 |
不健全な状態 | 現実の世界から孤立し、世捨て人のようになり、虚無主義的になり、社会的帰属を拒む。 |
成長のポイント
- 頭での知識収集と分析から学ぶこと以上に、実体験と実感による学びに価値があることを理解する。
- 身体活動(運動)を定期的に行うことで、身体とつながる感じが得られて健全なタイプ8のような深い部分での自信や強さにつながる。
- 人に助けを求めたり、気持ちを率直に述べることで人との深いつながりを持つことができる。
- あきらめが早い傾向があるが、自分の感情と向き合うことで難題にチャレンジする力が養われる。
タイプ5とのコミュニケーションポイント
- 仕事ではアドバイザー的な役割を与えると、強みである情報収集や客観性が発揮されてスムーズに物事が運ぶ
- 情報を溜め込む傾向があるので、タイプ5の人に定期的に質問したり頼ること。そうすることで価値ある情報を得ることができる。
- 落ち着いて考える時間が必要なので、早いレスポンスは求めずにゆっくりと考える時間を与えること。
- 意見の食い違いが生じた時は、感情を交えずに論理的に話すことを心がけること。