概観
- 争いごとや波風が立つのを嫌い、とても「良い人」であり周囲に敵を作らない。
- 受容的で情緒が安定していて、大抵の物事を受け入れて穏やかな気質。
- 人を癒して安らぎをもたらし、周囲の調和を取ることができる。
- 問題に目を背け、決断できない。受け身なことが多く、自分の意見を主張することは少ない。
- 平穏であるために他人に同調して表面上愛想良くするが、内面では同調せず非常に頑固な面がある。
状態による違い
健全な状態 | 深く物事を受入れ、カッコつけずに情緒が安定して穏やか。共感力を武器に集団を調和してまとめる。 |
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通常の状態 | 与えられた環境にうまく順応する一方、同調しすぎて受け身なことが多い。葛藤を避けるために感じていることから離れる。 |
不健全な状態 | 全てに怠惰で無気力になり、あらゆるもめごとや葛藤から自己を切り離して問題に対処せず、投げやりになる。 |
成長のポイント
- 環境に適応する能力を生かして、模範となる人との交流をしたり環境を変える。
- 自分の意見を言わないことが結局大きな問題を引き起こすことを知り、意識的に意見を言う
- 自分は取るに足らない存在ではなく、大きな存在であることを自覚して自分を大事にする。
- 優先順位をつけて行動することで、健全なタイプ3のように実績が生まれ誇りが持てる。
タイプ9とのコミュニケーションポイント
- 何も主張しないようで、自分のペースは乱されたくないと思っているのでどう思っているのかじっくりと話を聞く。
- 心が平穏に安定していることが大事なので、話の一貫性と公平さを心がける
- 優先順位をつけることが苦手なことがあるので、目的に立ち戻ることを心がける。
- 同調力が高いので、タイプ9の人のパフォーマンスを高めたい時には自分もエネルギッシュに接することを心がける